2012年4月入社予定の新卒採用について、十分な人数を確保できず、不満を感じている企業の割合が41・6%に達し、前年より11・9ポイント増加したとの調査結果を、就職情報会社マイナビがまとめた。
まだ就職先の決まらない学生も多数いるが、調査を実施した同社のHRリサーチセンターは「基準を満たす学生がいなければ、定員に達しなくても採用を終える傾向が強まった」と話している。
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2012年4月入社予定の新卒採用について、十分な人数を確保できず、不満を感じている企業の割合が41・6%に達し、前年より11・9ポイント増加したとの調査結果を、就職情報会社マイナビがまとめた。
まだ就職先の決まらない学生も多数いるが、調査を実施した同社のHRリサーチセンターは「基準を満たす学生がいなければ、定員に達しなくても採用を終える傾向が強まった」と話している。
社畜とは?社会性が存在せず、会社の威信やステータスを、自分自身の威信やステータスだと勘違いし、その分、会社を放り出された途端に、すべてが終わるタイプの人たちのことです。=宮台真司氏ロングインタビューピックアップ(「読書人」から)
知人がグリーを退職しようとしている。その人がグリーに入社した経緯を書くとその人を簡単に特定出来てしまう。しかし簡単に書くと、 100% 本意で入社したとは言えない(と僕は傍目に見て思う )。
その知人は極めて優秀なインフラエンジニアだ。コードも書ける。得難い人材と言えると思う。
しかし一身上の都合でグリーを退職することとなり、その旨会社に伝えたところ「辞めるなど許さない」「君は四人分の働きをしていたのだから四人分の金を払え」などと極めて理不尽な、脅し としか受け取れないリプライを受けていた。
さらに退職にあたって「IT エンジニアとして今後一定期間働かないこと(要約)」極めて受け入れ難い契約を追加で要求された。
また退職の書面が用意されない為、保険証などの手続きに問題が発生し、大変に大きな社会的不利益を得ている。結果として現在では法曹の出動を仰ぐ事態となっている。
「職を失わないために(森本兼曩)元教授側の意向を受け入れるしかなかった。弱い立場につけ込む行為だったと思う」。大学の研究室という閉鎖された環境で行われた不当な要求。未払い賃金の支払いを求めた元研究員の女性は、当時を振り返り、悔しい思いを吐露した。
女性が突然、森本元教授から呼び出されたのは、平成20年6月ごろ。「あなたには価値がないので賃金を減らす」と言われ、雇用契約を変更する書類にサインするよう命じられた。元教授に理由を尋ねたが答えはなかったという。
研究室は、元教授の意向に異を唱えることができない雰囲気だった。同僚からも「指示に従わなければ研究室にいられなくなる」と忠告され、週24時間の勤務を同7時間に減らす契約変更に渋々同意したという。
この前後、女性は元教授側から賃金の一部をキックバックするよう求められていたが、「不正ではないのか」と思って拒否。翌21年5月にもメールで同様の要求があり、拒否した直後、前年度に続いて賃金の減額を迫られた。女性は「我慢すれば研究を続けられる」と自分に言い聞かせ、契約変更に応じたという。
プラント工事の現場監督だった男性=当時(24)=が2008年に過重労働が原因で自殺したのは、長時間残業を認める違法な労使協定を放置した労働基準監督署にも責任があるとして、遺族が22日、国と勤務先の建設会社「新興プランテック」(東証1部上場、横浜市)を相手に、計約1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。
事業所と労組は、月150~200時間まで勤務延長を認める協定を締結していましたが、受理した千葉労基署は是正を指導しませんでした。
厚生労働省の基準では延長の上限を月45時間と定めていますが、建設業は例外とされています。
川人弁護士は「今回のような協定がまかり通っていることに、国として責任を取り、労働行政を改善すべきだ」と話しています。
JR奈良線の運転士らが、運転室の冷暖房が不十分で体調に支障をきたすとして、JR西日本に改善を求めている。古い車両が多いためで、JR西日本労働組合(JR西労)は運行の安全に影響が及びかねないと主張している。京都下労働基準監督署はJR西に改善を指導した。
JR西労京都電車区分会によると、問題としているのは奈良線の普通電車の主力となる「103系」車両の運転室。多くは製造から40年近く経過し、冷房機が後付けの車両がある。
JR西労が今夏、運転室の気温を測ったところ最高で38度に達し、暑さで体調不良を訴える運転士がいた。冬場も各自で防寒対策をしているという。
若手社会人はどこまで出世したいと考えているのだろうか。この質問に対し、トップは「出世したいと思わない」(51.0%)で、2008年の調査以来4年連続の1位となった。次いで「部長・プロデューサーまで」(12.2%)、「主任・係長まで」(10.4%)、「社長まで」(10.2%)と続いた。
また内定学生にも聞いたところ、昨年は「部長・プロデューサーまで」(27.3%)が1位だったが、今年は「役員まで」(28.1%)が最も多かった。「愛社精神の高まりと合わせて、厳しい就職活動を経て内定を得た学生の、仕事に対するモチベーションの高さが垣間見れる」(マイナビ)
インターネットによる調査で、若手社会人335人と内定学生463人が回答した。調査期間は9月16日から10月5日まで。
60代主婦。20代後半の息子のことで相談します。
息子はアニメに興味を持って大学を中退し、専門学校に通って技術を磨きました。今も東京で一人暮らしをしながら、アニメ関係の仕事をしています。好きなことで仕事をするのはいいのですが、月収は10万円以下で、しかも不安定。とても生活していけません。
重労働で、帰宅が深夜になったり、土日も出勤したりしており、体を壊さないかと心配になります。仕送りで生活費や保険料を援助していますが、いつまでも経済的支援はできません。
本当は息子が家に戻り、安定した仕事に就いてほしいのですが、本人の「他の仕事は考えられない」という気持ちを思うと、挫折させるようでつらいです。息子も「親を安心させたい」とは思っており、余裕のない中でも時間を作って、2年に1度は家族旅行に付き合ってくれます。親としてどう対処したらよいでしょうか。(兵庫・S子)
警察庁は12日、「すき家」の運営会社「ゼンショー」に、防犯体制に不備が目立つとして指導を行った。
今回の指導について、ゼンショーの広報担当者は「経営を度外視してまで防犯に取り組む必要があるのか考えたい」と発言。防犯カメラの設置などの対策を進めていると説明した上で、「複数の夜勤がいた店が被害に遭った事件もあり、従業員を増やしたところで強盗は防げない」と同庁の指摘に疑問を投げかけた。
東京労働局(山田亮局長)は、過労死など過重労働による健康障害を発生させた事業場に対する臨検監督結果を明らかにした。
36 協定の協定時間を超えるなど違法な時間外労働を行う事業場が 7 割に上ったほか、割増賃金の不払いが 6 割、衛生管理・推進者の未選任も 3 割と、全体の9 割超に当たる 65 事業場で何らかの法違反が発覚し是正勧告書を交付した。
労災認定後も労務管理が適切に行われていない実態が浮き彫りになっている。
同協会の三谷順子会長は、日勤、準夜勤、深夜勤の3交代制の場合、看護師は日勤後の約8時間後に深夜勤に入ることがあるが、「一度帰宅しても食事を作ったり、子どもを風呂に入れたりして仮眠もほとんどとれずに再度出勤することもある。1昼夜、休みなく働く過酷な状況が日常的にある」と指摘。離職の主な要因が〈1〉超過勤務が多い〈2〉子育てができない――など、仕事と生活の両立が難しいことを挙げた。
日本看護協会の08年調査によると、交代制勤務につく看護師23人に1人が、月60時間の超過勤務となっている計算だ。同協会は、全国の病院勤務の看護師の少なくとも2万人以上が過労死の危険性があると警告する。
「『第1志望は電通』と答える学生はダメ」と明確に返答したのは、携帯電話向け広告の株式会社ライブレボリューション(東京・港)。
毎年約4万人が受験するという同社で採用を担当する金子真歩取締役は「面接は相手が聞きたいことを答えられるかを見る場でもあります。面接官としては当然、第1志望であるという答えを望んでいます。(他社を第1志望だと答えると)相手のことを考えられない人だと思わざるをえません」
さらに金子取締役は続ける。「面接は働く仲間を探すための場。その場の趣旨を考えないような人をお客さんのところへ行かせられないですよね」
同社で「電通が第1志望」というのは確実にNGだ。
急にやりましょう変えましょうで業務が全然追いつきません!! (泣)
どうして実際に手続きを、ご案内をしないといけないスタッフへの連絡が後回しなんですか!こっちはもうパンクしてしまいます!!(泣
誤案内で結局お客様に迷惑かけてしまいます!!。・゚・(ノД`)・゚・。
あまり本当のことを書くと身元が割れるので、一部フィクションを交えることをお許しください。
それで社畜らしさ、ですが、分かりやすい点では下記の点あたりかと。
1.上司より早く来て、早く帰る。勿論、それだけです。仕事はしてません。
2.ランチのメニューは、上司より高いものは頼みません。
3.そもそも社外の人とはランチに行きません。ランチは社内の人との大事な交流の場!
4.ちゃんと上司の飲みに行きたい空気を察して、飲み会に連れて行きやすい空気を醸し出します。
5.割り勘は傾斜ですが、端数は、こっちで精算しています。
6.飲んだ翌日はいつもより早く来ます!
7.土日は上司や同僚とゴルフの日です。家族団らん?会社は家族じゃないんですか?!
8.上司の結婚記念日や、家族の誕生日は網羅。その日のアフター5には絶対、予定を入れません。
9.連休となると、会社が気になって出社してしまいます。休日手当は勿論、なし。
10.プロジェクトがポシャっても、悪いのは全部業者!出禁にしてやります。
11.上司から「分かっているよな?」と言われて「No」と言うことは有り得ません!
12.部下からの提案がどんなに良くても、上司の鶴の一声があれば脊髄反射的にNG出します!
13.クラブを買い換えたくなったら、部下に安値で売りつけます。これも皆でゴルフに行くため。
14.社宅にいる若手は、皆、ドレイ。ドライブに行きたくなれば、夜中だろうと叩き起こします。
15.若手がデートと言ったら、休日出勤をあえて作り、涙を飲んで愛社精神を試します。
あんまり例を上げても仕方が無いのでこの辺で。
ノン・フィクションがないのは気のせいです(キリッ)
大学卒業後、大手広告代理店に務めたものの、うつ病により半年間の休職を余儀なくされたという後田氏。そのとき、途端に手のひらを返したように態度を変える人を見て、いかに“会社員”というステータスが大事が実感したという。また同時に、会社員の素晴らしさを肌で感じたという。
「『人と話す』などの人生修行をしながら給料をくれる会社というシステムは、物理的にも非常にありがたい。会社はお金をくれる大リーグ養成ギブスであり、亀仙人の甲羅であり、沖縄アクターズスクールなんです」
確かに、「成果を出さなければ」と自分を追い詰めると仕事はキツイ。だが、仕事を「人生修行の場」と考えれば、お金ももらえてこんなにいいことはない。一日でも長くそんな会社に“しがみつく”ためには、とにかく「失敗しないこと」が重要だと後田氏は語る。
「ずっと他人を観察してわかったんですが、人って粗(あら)探しするものなんですよ。『むちゃくちゃ美人だけど息が臭い』とか、『オシャレに見えてバッグだけありえない』となると急に冷めるでしょ? 仕事でもホームランを打つと2、3年はチヤホヤされますが、10年、20年と長いスパンで生き残るのは失敗しない人です。『電話する』と約束したら必ずするとか、その程度のことが大事なんです」
社会人2年目になる皆様に、是非、社会人二年目病、略して社二病にかかって欲しいのです。
社2病の実例としては例えば以下のようなものがあります。
・新卒の子に対して「いつまでも学生気分じゃ困るよ?」
・「社会人ってのはさー」
・「もっと大人になれよ」
・ビジネス書1、2冊読んで分かった気になって経営者批判
・学生に対して「仕事のあとのビールの美味さしらないっしょ」
・「つれー。実質2時間しか寝てないからつれー。」
・「俺、もうリポビタンDきかないわ。ユンケルの高いやつじゃないと」
・新人と飲みに言ってドヤ顔で「先輩だから奢るわー」と端数だけ奢る
・「え。君まだガラケーなの?社会人はスマフォ基本っしょ?」
・なにかっていうと「ホウレンソウもわからないの?」とか言い出す
・先輩にたいして「もう2年目なんで仕事だいたい覚えましたよ」とか言っちゃう
・「あー。和民で飲み会っすか。和民かー。安いんだけどねー。和民かー」
このような症状ですが、社二病とはハシカのようなものなのです。
早めにかかっておき、治したほうがいいのです。
今回のテーマは「就職適性検査」の対策本です。取材を進めていくうちに、多くの適性検査本は、相当な手抜きをしていることが判明しました。
適性検査とは、今の就活の第一関門。筆記試験の一種なのですが、非言語能力問題(計算問題など)、言語能力問題(国語)、性格検査などを合わせたものです。大型書店に行けば、参考書や問題集が棚一面に並んでいますが、正直どれも大差ないような…。そう思っていたら、実は結構な違いがありました。
ある著者は何冊も出すばかりでなく、ある問題集については使い回しをブログで表明しています。「しかしこの『○○問題集』は私が×年前に書いて以来、著者である私は一度も改定していない。だから完全に問題の質や配列などの賞味期限は切れていると思っている。(中略)そんな古い体質の本は早く市場から消えるべき。読者はもっと中身を見る目を持つべきだと思っている」
どうやら、この問題集は販売部数に応じて支払われる「印税契約」ではなく「原稿買取契約」だったため、発行以来改訂していないということらしいのです。そういう本を買ってしまった学生こそいい迷惑です。
社会保険労務士・野崎大輔の視点
自由参加なら労働時間とみなされない
社員旅行の代休や振替休日がないのは不当と考えているようですが、自由参加の場合には労働時間とみなされない場合が多いです。今回のケースでは費用も会社負担で、福利厚生の意味合いもあるので認められないでしょう。強制参加とは、参加しなかった場合に欠勤扱いとなる場合のことです。
福利厚生のあり方は会社が決めることなので、「時代遅れ」と非難したり、行きたい人たちの楽しみを奪ったりする必要はありませんが、会社には行き先を工夫するとか、余興は勘弁してもらうとか、楽しめる人が増える改善提案は受け入れてもらいたいところです。女性にお酌を強制したりすると、勤務時間外とはいえ職務上の権限を濫用したセクハラとみなされる場合があります。
個人的には、普段あまり話をする機会のない人の前にあえて行って、お酒を注いでみることはおすすめしたいです。私自身あまりお酒を飲めないのですが、会社勤めをしているときは、よくこういう場を利用して人間関係を広げていったものです。参加を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
20年数年前に起きた若い社員の死は、今や「氷山の一角」と言えます。経営側の有識者が唱えるように「企業社会のごく一部」とは言い切れない状況になっているのです。今回取り上げた事例の真相には、少なくとも以下のような論点が挙げられると思います。
1、上司である管理職の言動を誰もコントロールすることができていない。つまり、部下に対し、やりたい放題。
2、上司を過激にさせてしまう背景、つまり、業績主義へのカウンターパートが働いていない。
3、20代という、スキルやノウハウ、人脈などがまだ弱い社員でも、上司らは業績達成のため、酷使する。
4、周囲の人は、この「無法状態」を見て見ぬふりをする。
5、大企業なら企業内にあるはずの労働組合が機能していない。
6、遺族に対し、説明責任などが不十分。不誠実極まりない。
字数の制約があるので、今回は1~3に絞って解説します。大前提のことですが、日本企業では入社時に書いたわずか1枚の労働契約書のみで働くことになります。つまり、「柔軟な職務構造」の中でありとあらゆることをこなす、フレキシビリティーが求められるのです。
これは日本的経営の強さと言えますが、弱さでもあります。柔軟であるがゆえに、役割分担や権限と責任意識が曖昧になりやすいのです。結果として、責任感を強く感じた人などは、仕事を必要以上に抱え込んでしまうことがあります。
2011年7月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「職場のいじめ」相談メールのまとめを報告します。
テレビ番組の制作会社の正社員のAD。
全社員が、ディレクターから暴力を受けたり、「お前はクズだ。死ね」と当たり前のような暴言を受けている。
50時間以上一睡もせずに働くのは当たり前で、食事をとると殴られるのでトイレの中で隠れて食事をしたり、仮眠も廊下の床。
タバコや小道具を買いに行かされるが、全部自腹でその額は月10万以上に上る時もある。それでいて給料は手取り13万円。
局の社員は年収1500万円とかで普通に家に帰れます。セクハラ・パワハラが当たり前の職場、これは犯罪です。
「鬱病労災事件」概要
■加害・被害の関係
・加害者:富士通四国システムズ
・被害者:中原将太(以下「私」)
■私が受けた被害
・長期間にわたる長時間勤務や上司のパワハラに起因する鬱病を発症した。
・残業時間の大部分がサービス残業だった。
■私が試みた被害回復の手段
・鬱病で休職後、労働基準監督署にサービス残業を告発した。
・鬱病を患ったことに対する慰謝料を求め、富士通四国システムズを提訴した。2009年9月訴訟終結。
・鬱病の労災申請を行った。
・精神障害者申請を行った。
■被害回復の成果について
・労働基準監督署へ告発した結果、メールの送受信記録から在社時間の一部が明らかになった。
・労働基準監督署に命じられ、会社は未払い分88万9858円を私に支払った。
・鬱病の労災申請を行った結果、労災認定された。
・精神障害者申請を行った結果、障害等級2級と認定された。
・裁判一審勝訴。大阪地方裁判所は、富士通四国システムズに賠償金の支払いを命じた。
・裁判二審勝訴。大阪高等裁判所は、富士通四国システムズに賠償金の支払いを命じた。
・富士通四国システムズが最高裁判所への上告を断念。二審判決が確定した。
・大阪高等裁判所に命じられ、会社は賠償金139万9161円を私に支払った。
そもそも1997年まで年間自殺者は約2万~2万5000人で推移していた。しかし、97年に2万4391人だった自殺者は翌98年に、3万2863人まで一気に跳ね上がり、現在まで毎年3万人超が続いている。
なぜ、自殺は減らないのだろうか。これまで自殺が多発する理由は「不景気」「ストレス社会」などにあるといわれた。しかし、ここには見落とされている観点がある。同じく98年頃から抗うつ薬の売り上げが急伸しているという事実だ。実際、98年に173億円だった抗うつ薬の売り上げは翌年以降増え続け、06年には875億円に達している。
同時期にうつ病患者も急増した。厚生労働省の調査ではうつ病が大半を占める気分障害患者数は1999年に44万1000人だったが02年には71万1000人、2005年に92万4000人に達し、08年には100万人を突破した。
98年頃を境に自殺者数、抗うつ薬の売り上げ、うつ病患者数が増加する。これは何を意味するのだろうか。
前出の同会の調査では、1016人中、自宅マンションから飛び降り自殺した人は72名。その全員が精神科の診療を受け、抗うつ薬などを1日3回、5~7 錠服用する薬漬けの状態だったことも判明した。ここからは、飛び降りという衝動的な行為を処方薬が引き起こした可能性さえ疑われる。
大阪経済大3年だった真衣さんは08年7月、寝屋川市の自宅からバイクで通学途中に、後ろから真衣さんを追い抜こうとしたトラックに倒され、左後部車輪でひかれて亡くなった。就職活動に備える学内勉強会のリーダーに選ばれ、商社で働く夢を追うところだった。
山本さんは、一度も謝罪しない運転手=禁固1年8月が確定=に不信感を覚える一方、雇用主でトラックを所有する鹿児島県の運送会社に問い合わせても返答を得られないことに疑念を募らせた。「まずは相手を知りたい」。登記簿や過去の新聞記事、運輸局の処分結果を図書館やインターネットで探した。
97年と06年に同族会社の運転手が居眠り運転で死亡事故を起こしている記述を見つけた。12人が死傷した06年の事故では、運転手が胸の痛みで睡眠不足と知りながら休み中に呼び出して運転を指示したとして、会社と運行管理者が道交法違反罪(過労運転下命)で略式命令を受けていた。
09年にも同族会社の運転手が自転車の男性をひいて死亡させ、乗務時間超過など12件の法令違反があったとして運輸局が営業車の使用停止処分を課した。同族会社と併せ、処分は08年度以降だけで4回に上る。
「運送会社が運転手の健康や労働環境を軽視して利益を追求する。そのつけを、事故の被害者が払わされている」と山本さんは感じた。真衣さんの葬儀から1カ月たって訪ねてきても、初対面の山本さんに名刺すら渡そうとしなかった担当者の態度にも、「命の重みを感じない会社だからか」と歯がみした。
官民を問わず、職場の風景、特に事務系職場において、この二十数年間で最も大きい革命的変化は、パソコンが職員一人一人に配布されたという事実だと思う。各社の社長はすべて、IT時代の到来の流れとはいえ事務系管理部門の生産性向上をもくろみ、業績向上を願って決断されたに違いない。果たして、もくろみ通り業績向上に寄与したのであろうか。
ひょっとすると、「失われた20年」の何かの素因が、ここらに潜んでいはしないか、と素朴に思うのである。
影響の第2 朝から晩まで一日中、どのレベルもパソコンとにらめっこではないのか。朝のあいさつ、帰りのあいさつなどを、パソコンにしてはいないか。結果、職員が動かなくなった。本来の営業がなくなった。どの経営でも、原点というレベルの営業があるはずだ。
影響の第3 職場での肉声による会話が少なくなっているのではないか。隣同士のメールなど言語道断であり、職場の雰囲気が柔和すぎはしないか。厳しいことを直接肉声で指摘してくれる上司がいなくなったのか。上司がメールに入れておいたから読んでおいてくれ、ではどうか。中小組織では大いに疑問だ。
「パソコン全時代」の到来と「失われた20年」とが起点をほぼ同時期とするが、偶然だろうか。
筆者には「パソコン全時代」が複合的な負の素因の中の一つを担っているような気配が感じられて仕方がないのである。
…………………………………
すとう・いわお 元山陰合同銀行融資部長、出雲支店長など。元ごうぎんキャピタル初代社長。元島根大客員教授。私設・勁草文庫主宰。島根県斐川町荘原町在住。69歳。
霞が関における残業の実態は依然として深刻です。過労死の危険ラインとされる月80時間を越える残業者は7.6%となりました。従って単純計算で霞が関全体の職員・組合員のうち、2,599人(34,200人の7.6%相当)が、過労死危険ラインで働いていることになります。
事実、80時間以上の残業があったと答えた者(7.6%)のうち、14.7%が「現在過労死を感じている」、35.8%が「過去に過労死を感じたことがある」と答えており、過労死の危険ラインにあることがアンケートからもうかがい知ることができます。
なお、回答者全体では「現在過労死を感じている」は3.3%、「過去に過労死を感じたことがある」は27.9%となっており、「現在感じる」、「過去感じた」合わせると31.2%に達しています。
深セン在住の27歳のタクシードライバー、許さんはその日最後の乗客を空港まで送り届けた後、妻に電話をかけ、家で夕飯を食べると伝えた。しかし、車を降りてタバコを吸っていた時に倒れ、病院に運ばれたがそのまま帰らぬ人となった。死因は心筋梗塞で、過労死とみられている。48時間連続で働いていたという。
許さんの元上司によると、タクシードライバーは以前は1日の勤務を終えれば休めたが、最近は競争が激化し、失業者も多いため、休まずに働く人が多いという。許さんのように過労死するドライバーが増えている。
統計によると、中国では毎年60万人が過労死している。この数は過労死問題が度々取り沙汰される日本を大きく上回る。ある社会学者は、激しい競争社会のなかで、仕事を失う恐れから休まずにがむしゃらに働く人が増えているためではないかと指摘している。(翻訳・編集/TH)
21日夕方、神奈川県相模原市で、台風15号の影響で道路に垂れ下がったとみられる電線をどけようとしたバス運転手の男性が感電し、死亡しました。
21日午後5時半過ぎ、神奈川県相模原市で「神奈川中央交通」のバス運転手・佐久間隆徳さん(45)が乗客数人を乗せ、路線バスを運転していたところ、進行方向にある電柱から電線が垂れ下がっているのを発見しました。
台風の影響で垂れ下がったものと見られ、佐久間さんがバスから降りて電線をどけようと触れたところ、感電しました。佐久間さんは病院に搬送されましたが、間もなく死亡が確認されました。バスの乗客にけがはありませんでした。警察で当時の詳しい状況について調べています。
「都市機能が脆弱」なのではなく「社会機能が柔軟ではない」というのが本当なのだろう。台風が来ていて、運転見合わせになることは十分に予測できるのに、あれだけの人が普段通り出社して、台風のピークに家に帰ろうとして、駅で立ち往生してるんだから。
都市機能に堅牢さを求めるよりも、各企業が自宅勤務体制を整えたり、早めに帰宅指示を出せるようにするなど、しっかり自助努力を進める方が効率的なのでは?
日本人が本当に「勤勉」なら、台風の日に普段通りに出退勤するなんていう非効率的な硬直を放置したりはしないはず。それは勤勉じゃなくて「間抜け」と呼ぶべき行為だよ。
木村太郎(干されたんじゃなかったの?)と安藤優子が、バカの一つ覚えのように「都市機能の脆弱さ」とか言ってたので、カッとしてやった。むしゃくしゃしていた。
こんな教師の過酷な勤務実態は、文部科学省が2006年に行った全国抽出2160校、約5万人の大規模な勤務実態調査結果にも裏付けられています。
その報告書によれば、調査は7月3日から12月17日の24週間で、勤務日と休日それぞれ教員がどんな勤務をしているか?1日当たりの残業時間、持ち帰り時間などについても詳しく記されています。
しかし、なぜか、超過勤務の1ヶ月合計時間が記されていないので、私は、その調査の11月分のデータをもとに、小・中学校毎に平日、休日の残業時間、持ち帰り時間を合計してみると、小学校教諭は、1人あたり月平均で67時間30分、中学校教諭は84時間30分の超過勤務になりました。
計算しながら、ビックリしたのですが、中学校教師は平均的な人でも過労死ラインに達しているということになります。さらに、勤務内での休憩時間すらまともに取れておらず、その勤務時間内超勤分も加味すると、中学校では、90時間を超える超過勤務実態となっています。
朝日新聞が岩手、宮城、福島の3県の沿岸部や原発事故に伴う避難対象の42市町村に、4~7月に新たに病気休暇を取った職員数を取材。震災の影響を探るため、前年同期に休暇を取った職員数も合わせて聞いたところ、36市町村が答えた。今年4~7月に休暇を取ったのは514人で、前年同期より72人多かった。
福島県富岡町の男性職員(37)は7月、うつ症状で1週間の休みを取った。同町は東京電力福島第一原発事故で、警戒区域にあった役場を福島県郡山市に移した。男性は避難住民の問い合わせに対応し、事故後は、たまに半日休む程度だった。「税金で働いているのだから死ぬまで働け」とののしられたこともある。妻から「家族のために生きて」と退職を促されたこともあり、休暇を取った。男性は「職員も同じ被災者と理解してもらえず、非常に悔しかった」と話す。
もしある日突然、身に覚えの無い数千万円の借金の請求が届いたら、あなたならどうするだろうか。しかも、請求者が悪徳な詐欺集団ならいざ知らず、なじみの深い「おらが村」の農協だったとしたら――。
地元農協からあずかり知らぬ借金を背負わされ、しかも裁判でも言い分が認められずに、1,000万円以上の支払いを余儀なくされたひとりの男性がいる。沖縄県名護市に住む金城正さん(仮名)のもとに、沖縄県農業協同組合(以下、沖縄農協)から約6,400万円の債務に関する通知が届いたのは平成14年5月のこと。書面の内容は、金城氏が平成5年と6年の2度にわたり、合計7,000万円の融資を名護農協(後に合併して「やんばる農協」→再合併して「沖縄農協」)から受け、その返済がないために債権を東京の債権回収会社に譲渡するというものだった。
ところが、金城さんにとっては全くの寝耳に水の話。そもそも、農協は平成5年と6年に融資をしたといいながら、その日まで9年の間、一度たりとも返済を求めた事実はない。まさに青天の霹靂。普通であれば狐につままれたような気持ちになるところだが、金城氏はある事件を思い出して強い不安感に襲われたという。
武富士は、債務者への過酷な取立ての裏で、自社の従業員にも苛斂誅求を加えていた。
武富士は借り手も従業員も不幸にしている。
武富士によって、幸せになったのは誰だろう?
みんなの前で大声を出させる、8秒以内で社訓を大声で読ませるなど、見ててうんざりするような新人研修内でした。餃子の王将は店長に権限を持たせ、その店独自のメニューなど、店長にかなりの権限を持たせる外食産業としても有名ですが、あのやり方はその権限委譲をして売り上げののばし続ける餃子の王将にしては、新入社員の個性を奪いロボットのような社員にしているような気がしてなりませんでした。
2008年にインタビューさせていただいた方が、非常にショッキングな話をしてくれことがあった。
当時部長職だった彼の会社で、大規模なリストラが断行された。彼自身も、部下10人の名前が記された“リストラ名簿”を渡され、3カ月以内に、すべての“クビ切り”を行うよう指示されたのだ。
最初は、何とかコネをたどって、部下たちの再就職先を見つけてから通達しようと動き回った。しかし結局はどうすることもできなかった。しかも彼はその後もリストラ名簿を立て続けに渡され、わずか半年間で50人以上のクビ切りを指示されたのである。
最初は部下に言うのが苦痛で、どうにかしてやりたいと東奔西走していたそうだが、次第に「オレだって、仕事でやってるんだ。オレを責めるな」という思いが強まっていったそうだ。
そんな彼は、信じられない結末を迎える。
「これで最後です」と渡されたリストラ名簿の最後に、何と自分の名前があったのである。
「オレは今まで何をやっていたんだ」。情けなさと悔しさだけが募った。
気持ちが収まらないまま会社を去った彼は、一言文句でも言ってやろうと株主総会に乗り込んだ。そしたら何と、当時の人事部長が、警備保障会社の制服姿で立っていたのである。
大阪府茨木市の名神高速道路で6月、大型トラックが渋滞の列に追突し、2人が死亡した事故で、大阪府警は13日、運転手に過労状態で運転させたとして、名古屋市の運送会社「ランドキャリー」の岐阜営業所長、鈴木弘一容疑者(47)ら4人を道路交通法違反(過労運転の下命)の疑いで逮捕し、発表した。運転手は車内で5連泊する運行を4月下旬から、ほぼ毎週続けていたという。
4人の逮捕容疑は、丹羽被告が連続勤務による過労で、正常な運転ができないおそれがあるのに、事故前日に大型トラックの運転を命じた疑い。
【息が抜けたとき注意】
ストレスと心臓突然死の関係では、「急性ストレスよりも、ジワジワと慢性的な消耗性ストレスの方が発症に大きく関与する。実際はストレスを感じているときより、その後ホッと息が抜けたときが危ない」と話すのは、国立公衆衛生院名誉教授で「過労死・自死相談センター」(東京・三田)の上畑鉄之丞医師。
多忙な生活に追われているとストレスの蓄積も自覚しにくい。同医師が警告する危険な労働パターンの目安は、次の3つ。
≪(1)週60時間以上の就労(2)月50時間以上の残業(3)月間の所定休日の半分以上の出勤≫。どれかひとつでも数カ月以上にわたり続いていれば要注意だ。
「日常生活の危険信号」チェックリスト
(1)喫煙習慣がある
(2)ほぼ毎日ビール3本以上飲んでいる(日本酒なら3合、焼酎水割りで4杯)
(3)接待や付き合いの酒が週3回以上ある
(4)朝食抜きで出勤することがほとんど
(5)食事内容が肉類中心に偏っている
(6)毎日帰宅はほぼ23時過ぎになる
(7)1日の睡眠時間は5時間以下
(8)通勤が片道2時間以上かかる
(9)運動習慣がまったくない
(10)健康なので医者にかかったことはないし、会社の健診もしばらく受けていない
3つ以上該当するようなら過労死のリスクが高くなる
*過労死・自死相談センター代表/上畑鉄之丞医師作成
「人事部の人間からしつこく『産業医に診てもらえ』と異常なまでに強要され、最後にはストーカーのように追いかけまわされたんです!」
精密機械大手のオリンパス(東京都新宿区)の社員Hさんが、上司の非合法行為を内部通報したために配置転換されたと訴えた裁判で8月31日、東京高裁がオリンパス社の配置転換を無効とし、同社の行為は違法として220万円の損害賠償を命じた事件。判決後の会見でHさんが発した冒頭のコメントに、会場にいた支援者のひとりがこう続けた。
「オリンパスは産業医を使ってHさんを精神異常者に仕立て上げようとしたんですよ。手口がブラック過ぎます!」
実際、オリンパス社に勝訴したHさんは、自身のブログに次のように記している。
<オリンパス人事部長・課長が、しつこく、ねちっと陰湿に、「オリンパス産業医診断」を強要したことと同じく、「あなたの健康のためだから」とか、「従業員の健康が会社の願いだから」、などと、巧みに、「オリンパス産業医の診断を受けてください」、「産業医の診断をうけて欲しいという会社の願いは組合としても同じだから」と、(中略)この、「組織ぐるみでの産業医診断強要作戦」は、「労働者に再起不能のレッテルを貼る(復職したくても、精神的なことを理由とされ、復職許可させないで休職期間満了退職を狙う)」ことを意図する、絶対にしてはならない「禁じ手」に他なりません>
過酷な労働条件のもとで過労死させられた夫の無念の遺志を継いだ妻中島晴香さんは、「すかいらーく」経営者の責任と「すかいらーく」から、いや社会から過労死を根絶させるために闘いを始めた。
店長であった中島富雄さんは残業を平均月130時間、多い月で180時間、夜中の3時に帰宅して6時30分には出かける日もあった。心無い上司から「いやならヤメロ」とか「コジキになれ」などとの暴言すら浴びせられる日々であった。
ネパール人のコックさん夫婦を、携帯、パスポート、外国人登録証を取り上げて働かせ、支払われた賃金は半年で4万円。
これではやっていけないと、コックさん夫妻が文句を言うと、今度は水もトイレもない場所に監禁。
監禁場所から逃げ出したコックさん夫妻が労働組合に駆け込み、警察と一緒に荷物を取り返しに行ったところ、警察が労働組合の人達を追い返し、コックさん夫妻を経営者に引渡し、再び監禁される。
このような「はたして日本の出来事か」と疑いたくなる事件が、愛知県の津島市で発生しました。
まず単身で旦那さんが日本にやってきて、2010年の7月から働いていましたが、20万という約束でも実際には5~6万円。
2011年には、1月~7月の間で4万円しは支払われていませんでした。
働きはじめると同時にパスポートーと外国人登録証を取り上げられました。
奥さんを呼び寄せると、携帯電話も取り上げられます。
あまりに条件がひどいので抗議して、やめようと荷物を整理していると、経営者は警察に通報。
警官がやってくると、コックさん夫妻を荷物を外においたまま寮(レストランと同じ敷地にある)に押し込んで外からカギをかけ監禁します。
そのときにやってきた警察官はなにもせず帰ったそうです。(7/25か26頃)
ファイザーは31日、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所の三島和夫氏を招いたプレスセミナーを開催。三島氏は「睡眠障害の現状とその対応」と題して講演した。
慢性不眠症に陥りやすい人の特長として、不適切な睡眠習慣があると指摘。
眠れなくても横になっていれば休まるは嘘であると話し、「眠れないままベッドにいると、逆に不眠が悪化する。
眠れないときはリビングに行き、眠気がやってきたらベッドに行くことが大切。
また、安眠グッズを買いこんで寝るための儀式をする人がいるがそれも逆効果。
眠ろうとする努力が失望感に変わり、さらにエスカレートした行動につながってしまう。
こうした儀式は全てやめてほしい」と語った。また、かかりつけ医に睡眠薬をもらってきかないという場合、専門医に相談する方がいい」と語った。また、長すぎる午睡や不活発な生活スタイルも影響するとした。
また、早寝早起きもよくないと三島氏。
「体内時計で寝る時間の2~3時間前が寝つきが悪い。だまって遅く寝ればいい。
そうすると、睡眠薬1個分ぐらい寝つきが良くなる。眠りが浅い時はむしろ積極的に遅寝早起きにする」ことを薦めた。
そして、睡眠薬代わりの寝酒は「古いタイプの睡眠薬とほとんど同じ効果。深い眠りが減って朝起きた時に倦怠感が起こる。
寝るために飲むというのは絶対やめよう。晩酌で寝床に入る4時間前に飲むのが一番よい」と力を込めた。
都内の私大の元女子学生(24)の場合は、「内定切り」に遭い、昨年度留年して就職活動をした。
内定していた都内のITコンサルタント会社からメールが来たのは一昨年10月。「入社前に取得して下さい」と四つの民間資格が示されていた。年明けの2月には直接呼び出され、いきなりIT知識を問うテストがあった。結果を見た執行役員から「君の大学では一生上に上がれない」「クズと同じだ」と面罵(めんば)された。涙が出た。
卒業式前日、「情報を一切漏らしません」と署名し、内定を辞退した。大学のキャリアセンターは「内定取り消しと同様の悪質な事例」と判断し、会社に正式に抗議してくれた。1年間10万円で在籍できる特例措置も認められた。
元女子学生が内定辞退した会社は朝日新聞の取材に、事実関係を認めた上で「内定切りや新人切りではない。ゆとり世代の学生は甘いところがあり、厳しく接するのは教育」としている。
大阪西労働基準監督署は22年6月、(自動販売機に清涼飲料水を補充する仕事をしていた兵庫県尼崎市の男性の)自殺1カ月前の時間外労働(残業)が100時間を超えていたなどとして、労働災害(労災)を認定。運送会社の代理人弁護士は産経新聞の取材に「安全配慮義務違反はなかったと考えている。提訴されれば、きちんと主張して争いたい」と話している。
訴えによると、男性は20年4月に入社後、大手飲料メーカーの清涼飲料水を積んでトラックを運転し、ノルマとして1日15台前後の自販機を巡回、商品を補充していた。ほかに自販機の故障や客からの苦情があれば対応しており、出発前の洗車や帰社後の商品搬入なども業務だった。
気象庁によると、20年7月の31日間のうち、大阪では最高気温30度以上の真夏日が24日間、35度以上の猛暑日は5日間あった。男性の両親に対し、会社関係者は「商品が一瞬で売れ、全員くたくただった」と明かしたという。
男性は就職氷河期さなかの15年に大学を卒業しており、運送会社に正社員として採用されるまでの5年間はアルバイトなどを続けていた。遺品には、ぼろぼろに使い古した担当地域の地図や商品コードを覚えるための自作の単語カードもあり、両親の代理人の上出恭子弁護士は「男性はようやくつかんだ正社員の職を捨てるまいと、必死で仕事をしていた」と話している。
国の外国人研修制度で来日し、茨城県潮来(いたこ)市の金属加工会社「フジ電化工業」で働いていた中国人技能実習生、蒋暁東さん(当時31歳)が過労死した問題で、妻馮珠さん(34)ら遺族4人が、同社と受け入れ機関「白帆協同組合」=同県行方(なめがた)市=に約5750万円の損害賠償を求め水戸地裁に提訴した。
蒋さんは外国人実習生として全国で初めて過労死と労災認定され、遺族は3日、鹿嶋労働基準監督署で労災の保険金給付の一部として約1100万円を受け取った。しかし、遺族側は過重労働は「氷山の一角」として、監督義務のある受け入れ機関の注意義務違反も問うことを決めた。
訴状によると、蒋さんは05年12月に来日。組合を通じて同社に配属され、電気メッキ加工の作業に従事していた08年6月、急性心機能不全により社宅で死亡した。原告側は、同社は月約180時間に及ぶ時間外労働を常態化させ、組合は過労を放置、助長させたなどと主張している。
同社は今年1月、労基法違反(長時間労働など)の罪で罰金刑が確定した。(毎日jp 2011/03/04)
原告の浜田正晴さん(50)は2007年、「営業秘密を知る取引先の社員を引き抜くのはオ社の信用を失わせる」と考え、上司や社内のコンプライアンス(法令、規範順守)室に通報。その後、それまでの営業職とは異なる調査研究業務や、品質保証の勉強をさせられてきた。
判決は、内部通報した社員への不利益扱いを禁じた社内規定に反する配転だったと指摘。「通報で引き抜きを阻止されたと考えた上司が、制裁として配転した。業務上の必要性とは無関係だった」と述べ、人事権の乱用にあたると判断した。
そのうえで、品質保証部門への配転後に「浜田君教育計画」と題した書類を渡され、初歩のテキストを勉強させられ続けたなどの処遇について「侮辱的な嫌がらせで、違法だ」と指摘。同社と上司にボーナスの減額分や慰謝料など220万円を支払うよう命じた。
太陽熱温水器メーカー「朝日ソーラー」(本社・大分市)の社員だった金沢吾郎さん=当時(36)=が昨年春に死亡したのは長時間労働が原因として、金沢さんの遺族が31日、同社を相手取り総額約1億3780万円の損害賠償などを求める訴訟をさいたま地裁に起こした。
提訴したのは、金沢さんの妻、めぐみさん(37)と子供3人。訴状によると、金沢さんは平成20年2月に同社に入社、川越支店(埼玉県川越市)に配属され、営業部員として温水器などの訪問販売に従事。21年9月には営業部員を率いる「隊長」職に就いたが、昨年3月2日夜、業務中に倒れ、翌3日未明に虚血性心疾患で死亡した。
遺族側によると、金沢さんは日常的に長時間労働を強いられ、毎月178時間もの時間外労働を2年以上継続させられていたという。遺族は川越労働基準監督署に労災認定を申請、今年3月に認定された。
提訴後に記者会見しためぐみさんは「夫の死後、会社側からは何の謝罪もなかった。二度と夫のような人を出さないでほしい」と訴えた。同社は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。
京セラ初のワンセグ携帯の開発に関わっていたフォーカスシステムズの若手SEが09年6月、京都の鴨川沿いのベンチでウィスキーをラッパ飲みして死亡した。過労が原因で精神疾患を発症した結果だった。
3年目(05年)は一気に忙しくなる。この年の4月にCさんは通信ネットワーク事業部第三システム部に配属された。第三システム部はインターネット関連の開発業務が多い部署で、判決によるとCさんは、「情報系システム構築」「DAダウンロード課金」「ウェブメール案件」などのプロジェクトで、システムの設計、構築、運用試験といった仕事にあたっていた。
7月、第三システム部から第二システム部に異動になった。Cさんが死亡したのは、この異動から2カ月半後のことだ。第二システム部は、京セラの携帯電話に組み込むソフトの開発を一括受注しており、Cさんはデジタルテレビのソフト開発チームのリーダーになる。
9月になると、作業効率を上げて遅れを取り戻すため、経験や技術が必要で難易度の高い「調査業務」はベテランのHさんに任せ、Cさんを「試験業務」に専念させるという指示が出た。京セラやチップメーカーに出向いて合同作業をしていた「調査業務」と異なり、「試験業務」はフォーカスシステムズの事業所で行うため、チームリーダーのCさんが合同作業から外された格好になった。
8月上旬、それまで朝自分で起きていたCさんだが、家族に起されてようやく起床するようになり、8月9日には「本当は会社を休みたい」「今日は行きたくない」と家族に伝えたことがあった。休みを取ってはどうかを言う父に対して、「休めないんだ」と午後から出勤。
好きな川崎フロンターレの試合観戦にも興味を示さなくなり、9月に入るとさらに暗く覇気を失い、大きなバッグを重そうに、足を引きずるようにしてフラフラと歩くように出勤するほどになった。
いつもどおりに家を出たCさんが、はじめて会社を無断欠勤し、京都の鴨川のほとりでウィスキーをラッパ飲みして死亡したのは、それから約1週間後の9月16日午前0時頃だった。 詳細
震災の復興支援のためこの春、岩手県に派遣された大阪府の職員が現地で倒れ、死亡しました。
遺族は25日「重いストレスなどによって亡くなった」として、公務員の労災にあたる公務災害を申請しました。
亡くなったのは、大阪府健康医療部に所属していた男性技師(当時49)です。
府によりますと男性は4月と5月の2回、岩手県宮古市に派遣され、医療チームが避難所を巡回健診する際の車の運転を担当していましたが、5月14日の業務のあと宿泊先のホテルで体調が悪化、その後脳内出血で死亡しました。
持病などはなかったということで、遺族は「過酷な現場での重いストレスなどが死亡の原因だ」として、公務災害を申請しました。
「(被災地で)働く環境が過酷なのは間違いない。しっかりケアするよう総務部に指示を出している」(大阪府 橋下徹知事)
震災で被災地以外から派遣され死亡した自治体職員で、公務災害の申請が明らかになったのは全国で初めてです。
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平成14年に大阪府豊中市のプログラマー、北口裕章さん=当時(27)=が過労自殺で死亡したのは、達成困難なノルマを課せられたためとして、会社員の父、久雄さん(68)が国に労災認定を求めた行政訴訟の判決が24日、大阪地裁であった。中村哲裁判長は「本人の能力からみて、特段困難ではなかった」として、原告の請求を棄却した。
原告側は「入社1年足らずで複雑なシステムを組まねばならないのに、先輩や上司からの指導がなかった」と主張したが、中村裁判長は「会社の支援体制に問題はあったといいがたい」と退けた。
判決によると、北口さんは13年10月に京都市内のコンピューター会社に入社。翌14年6月3日未明、豊中市内の雑居ビル5階から飛び降り自殺した。
北口さんはプログラマーだったにもかかわらず、自殺翌日の平成14年6月4日には、取引先に1人で打ち合わせに行く予定だった。精神的な負担は大きかったとみられ、周囲には「仕事が大変だ」とメールを送っていたという。
北口さんの死後、仕事を引き継いだ元同僚は「入社したてでは絶対にこなせない難易度と分量だった」と話し、裁判でも同様の証言をしたが、判決では証言の大半が採用されなかった。
北口久雄、享子さん夫妻の長男裕章さんは、京都市にある学校の事務処理を合理化するソフトウエアの開発・カスタマイズを行っている株式会社システムディに、平成13年10月にプログラマーとして中途入社社員として採用されました。しかし翌年6月に千葉県にある聖徳学園に一人で打合せに行く前日に自宅近くのビルで投身自死しました。27歳1ヶ月の若さでした。裕章さんはごく普通のまじめな青年でした。両親は仕事が原因で「うつ」を発症し自死したものと確信し翌年に京都上労働基準監督署に労災申請しました。会社は社長を先頭に「かん口令」を敷き労基署の調査に対しても会社に都合のよい社員だけ応ずるようにして、裕章さんに与えられた聖徳学園の仕事は易しく、事前の教育は充分で援助体制はあったと主張しました。平成18年の東京での労働保険中央審査会で裕章さんの仕事に直接関係のある社員に対し聴取してほしい旨、両親は主張しましたが無視され、平成20年に不支給決定が出されました。
その直後両親は裕章さんの仕事の内容を最も知っていたベテラン社員と面談することができ、この社員は「裕章さんに与えられた仕事は入社半年足らずの人には絶対無理であった」と断言し、本件裁判(原告 北口久雄)でも新しい証拠に基づいて証言しました。つまり会社や被告(国)のそれまでの主張と全く反することが明らかになりました。
厚生労働省が14日まとめた2010年度の労災補償状況によると、過労やいじめが原因で精神障害になり、労災が認められた人は前年度から74人増の308人となり、過去最多だった。同様の請求全体の中で労災が認められた割合は29.0%で、2年連続で30%を下回った。
労災が認められた人のうち、対人関係のトラブルが原因だったのは65人で前年度から倍増した。内訳は嫌がらせやいじめが39人、セクシュアル・ハラスメントが8人。長時間労働などが原因で精神障害になった人は前年度から13人減って67人だった。未遂を含む自殺者は同2人増の65人。
精神障害による労災が認められるには請求から平均約9カ月間かかる。10年度に請求した人をみると、同45人増の1181人で、2年連続で過去最多だった。
⡜ yoshida ㅒ si └ᚙ (dan_dant) on Twitter
島田紳助の会見@吉本。用件は8/23で芸能活動の引退。吉本は暴力団関係者との親密メールは法律違反はではない。吉本が糾弾する会見ではないと事前説明。
会場はしんみりした雰囲気。吉本社員は張り詰めた顔が並ぶ。メディアはモニター画面控え室もあるそうな。
H17/6-9までの暴力団関係者との親密の携帯メールが判明。数十年の知人。吉本は暴力団関係者の所属と階級は伏せる。営業店舗にもくる。これは麻布の料理屋長谷川ですね。
マネージメント契約の解除。島田から引退。受託。吉本は全く無関係と聞こえるんだよね。打ちながら。無関係といいながら吉本が先に勝手に謝罪。
島田紳助。会見では個人名ださないとまずはジャブ。
暴力団関係者のAさんとイニシャル。数年ぶり連絡方に悩みを聞いたのが今回の接点。組織より人間として昵懇の気持ちとなった。(手始めに島田紳助氏。暴力団関係者様をフォロー致します)
暴力団関係者のA氏とあったのは会ったのは4-5回。最後にあったのはずっと前。「あの時世話になった。元気でほっとしました」とメール。不祥事を起こした時も「励ましてくれた」お方だった。「あったかい言葉でした」とあくまでも、人として接していたと大強調。
島田紳助氏の店に暴力団関係者のA氏がきたが、「芸能人と組織の人があっちゃいけないと百も承知だった」24時間テレビの後、「メールを送ったのは事実。4-5回あった」。芸能界ではダメだと吉本に言われ、「日曜日の夜まではじぶんの中ではセーフだと思っていた」。2時間前引退受託を聞いた。
「カジノへの出入り、ヤクザをつかって競売物件をかった」とこの数年間週刊誌にさんざん書かれた。「店では会ったのは20分」。書かれたことが事実なら、私は腹を切る。と、謝罪。
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▼記者質問
TBSアサズバ:「僕がなにも言わなかったら謹慎処分だった」と自身の決断を強調。古いメールは吉本から魅せられた。「あなたがいるから心の支えになります」とあくまで感謝の気持ちを示した。吉本には「こういうものがあるけど知ってるか?」と吉本側から丸く聞かれた。電撃引退は報道への復讐か。
暴力団関係者のA氏との昵懇メールは「外部からの情報提供」と吉本は説明。情報提供者は明かさない。情報提供者の意図は「答えられない」とコテコテの関西人の吉本が標準語で回答しているのは違和感を感じてきた。
「10数年間で5回」。島田紳助氏は明日からは遠慮できんと、「嘘書かれたら告訴する」と、引退会見開始後、25分で2度目の強調。
「なんとか引退だけはやめてくれないか」と、出演者に言われた。と今日の引退会見で初めて目に涙を浮かべ、5秒の沈黙。業界でダウンタウンの松本人志だけは「やめんといてください」とメールがきた。「わがまま、美学を通させてください」とレス。ちょっと説明的なほんのりクサイ言い方でございます。
「自分でお決めください」と妻。「あなたは強運の持ち主だから」と娘に言われたと芸能記者のオバさんに回答。
テレ朝小泉の質問。思い出は?「おとうちゃんと言ってた奴らがみんなスターになっていった」と島田紳助氏は回答。「"歴史的な人物"孫正義と食事したのは本当に感動した」「孫に出してもらった本が一番売れた」と言ってるよ。
NHK質問。暴力団関係者の氏を介したのは後悔してないかと妥当な質問。「暴力団関係者は会う必要もない。恩も感じることもない」と仰られたと島田紳助氏。「心と心とつながったらよい。死んだら手を合わせればよい」と。島田紳助氏は「後悔はしていない」
芸能女性記者:今回引退を決めた理由は?「僕の中では付き合ってない。週刊誌書かれるが事実無根。」「カジノへの人生で一回も言ったことない」と暴力団関係者のA氏にメール。事実なら「皆さんの前で腹を切る」と本日3回目。コンテクストとしてはこれ一番長い。
「僕はカタギじゃないとよくいわれるんだ」と暴力団関係者のAさんは島田紳助氏に言った。だから暴力団関係者と付き合った「認識はない」。これが島田紳助氏の「認識がない」というロジックでございます。
「芸能界と暴力団の関係を匂わすのは島田紳助氏が元凶では?」と朝日新聞が神質問。「引退する人間は嘘つかない」「明日から役に立つ人間になる」「皆に夢を与えたい」と島田紳助氏は〆「自分なりに世の中の役に立っていきたい」とアンコールコメント。
吉本社長は「島田紳助は功労者。失うのは大変残念。島田紳助氏は「皆さん、切腹の介錯をしていただいてありがとうございます」 (一部、誤字を修正。)
大手ハンバーガーチェーン「日本マクドナルド」(本社・東京都新宿区)の川崎銀柳街店(川崎市川崎区)に社員として勤務し、過労死した中村圭司さん=当時(25)、横浜市港北区=の遺族が同社を相手に約9700万円の賠償を求める民事訴訟を東京地裁に起こしたことが22日、分かった。
訴状によると、中村さんは2000年11月、出勤直後に倒れ、急性心不全で亡くなった。
東京地裁は昨年1月、中村さんの労働時間が「月平均80時間を超えていた蓋然(がいぜん)性が高い」と認定。川崎南労働基準監督署が02年10月に出した労災の不支給処分を取り消し、業務に起因する過労死としていた。
中村さんは同店で調理や金銭管理、アルバイトの教育などを担当。東京地裁は「サービス残業が常態化していた」としていた。
日本マクドナルドの広報担当者は「訴状を見ていないのでコメントを差し控えたい」としている。
日本マクドナルドをめぐっては、07年10月、横浜市内にあるマクドナルドの女性店長(41)が勤務中に倒れて死亡。09年10月、神奈川労働局は過労死として、労災認定していた。
まだ多い過労と見られる死亡: 外国人実習生支援
吐き気・胃の痛み等を訴え宿舎で休養、以後、薬を処方されるが改善せず、3 日後容態急変し急性肝炎で死亡。(30代女性)
朝、起きてこないので部屋に行ったところ死亡していた。死後CT検査の結果、肺に腫瘍と頚部に多数の腫脹したリンパ節が見つかり、肺がんによる死亡と診断される。(30代男性)
首の腫れに気づき病院に行ったところ上咽頭ガンと診断され、入院治療するも死亡。(30代男性)
…
「1日12時間以上勤務」、若手医師の3割◆Vol.1|医療維新 - m3.comの医療コラム【関連】産婦人科医の平均勤務時間は月341時間
Q.1 1日の平均勤務時間は何時間ですか。
勤務医、開業医ともに、1日の平均勤務時間は、「8-10時間」との回答が多く、4割を超えた。
一方で、「12-15時間」、「15時間以上」という長時間勤務の回答も 、勤務医で計16.1%、開業医で計5.0%に上った。
もっとも、卒後年数別で見ると、開きは大きい。勤務医の「15時間以上」だったのは、「卒後10年以下」では8.2%に上ったものの、「卒後31年以上」では0%。「1 2-15時間」、「15時間以上」の合計で見ると、「卒後10年以下」30.6%、「卒後11年以上20年以下」12.2%、「卒後21年以上30年以下」14.0%、「 卒後31年以上」6.3%という結果で、若手医師ほど長時間勤務を強いられている実態が浮き彫りに。
愛知県教育委員会が2010年4~6月に県立学校で勤める教員約1万1千人の勤務時間を調べたところ、国が過労死の危険ラインとする月80時間超の残業をしていた教員が3カ月の平均で13%に上っていたことがわかった。同県教委が全教員を対象に勤務時間を調べ、残業時間の割合を把握したのは初めて。
調査対象は、県立高校151校と特別支援学校27校(分校含む)の計178校に勤務する教員約1万1千人。
その結果、残業時間が80時間超だった教員の割合は、4月15.6%、5月11.5%、6月12.0%。新年度を迎えた4月が高かった。最も超過時間の割合が高かった県立高校では、教員のほぼ半数が月80時間を超えていた。
asahi.com(朝日新聞社):過労死訴訟、国がアダルト画像撤回 「遺族心情を考慮」(2010/06/16)
大阪府内の男性会社員(当時37)の遺族が起こした過労死認定訴訟で、大阪地裁にアダルトサイトの画像のコピーを証拠提出した被告の国側は15日、画像を撤回する方針を明らかにした。
国側は「男性が出張の宿泊先で業務用パソコンを使ってサイトを見ていた」と主張していた。
国側の訴訟窓口となっている大阪法務局の担当者は朝日新聞の取材に「遺族の心情と(撤回を求めた)裁判所の意向を考慮した」と文書で回答した。
7月下旬の弁論準備手続き(非公開)で正式に撤回するとみられる。
遺族側弁護団は「当然の対応。今後は遺族の心情と人権に配慮してほしい」と話している。
今回の訴訟では、遺族側は男性の時間外労働は国の過労死認定基準(2カ月以上にわたり月平均80時間以上)を超え、月の半分以上は九州などに出張していたと指摘。
最大の争点は出張にかかった移動時間を労働時間とみるかどうかに絞られたが、国側がこの争点と関係ないアダルトサイトの画像など約60枚を印刷して提出した。
これに対し、遺族側が抗議し、地裁も撤回を求めていた。
"Karoshi"とは「過労を原因とする死」という意味の日本語です。
このゲームでは多くのことがあなたの期待と異なり、各レベルをクリアするためには、あなたの直感に反して死ぬ必要があります。
"Karoshi" is a Japanese word and means "death by overwork". In this game many things are not what you'd expect and the goal of each level is counter-intuitive: you need to die.
近くにある管理者養成センターの受講者の皆さんでした。歌っているのは研修歌「セールスがらす」。富士宮駅でのこのパフォーマンスは「地獄の特訓」の一環だそうです。
淺野さんは、国土交通省が発注した仕事で年に4000時間も働かされ、鬱病を発症して解雇された。㈱建設技術研究所には天下り役員もおり、発注元も官庁なので、まさに“官製過労鬱病解雇事件”と言える。桁外れの長時間労働にもかかわらず、生々しい実態を伝える記事はなぜかない。そこで今回、結審を前に、本人に事件の詳細を語ってもらうことにした。
新規ダムを造る計画づくりの際の対象流域の洪水の計算が合わず、過去に同じ流域内に造られている既存のダムを計画した際の計算にミスがあることが発覚したためでした。
主任は追いつめられて精神的におかしくなってしまい、後の02年5月には担当を外れて転勤となりました。
上司が私の面倒を見られなくなったわけですし、01年10月から12月にかけて過密な労働がエスカレートし、翌02年には年間4000時間労働に突入していきました。ダムの計算ミスが発覚したのは10月くらいですが、具体的に関係機関(国土交通省、滋賀県、当時の水資源開発公団)に対して報告しなければならないにもかかわらず、主任が会社へ対応を求めても、結局、会社の対応として関係機関への報告は先延ばしされ続けました。
このような状況に加え、ダムの計算ミスとは別に、業務遂行能力のない格安の外注先業者へ上司が重要な作業を外注した結果、品質トラブルが頻発する事件が重なってしまい、ますます現場は追いつめられていきました。
実は、役割給のほかにもうひとつ、見過ごせない争点があった。残業時間の上限を労使で決める「三六(さぶろく)協定」だ。この会社では繁忙期などの特別な事情があるときに限ってではあるが、月100時間に設定しており、1審判決が「労働者への配慮がまったく認められない」と指摘する根拠となった。
すると会社側は、2審になって同業他社13社の三六協定を証拠として提出。中には特別な事情があるときの上限を月135時間に決めている企業もあり、これを基に「外食産業で、残業を上限100時間とすることは一般的だ」と主張した。
企業は利益を出すために人件費を抑える。従業員は安い給料を残業代で補おうとする。価格破壊の裏側にあるこの構図が、長時間労働を常態化させている。
しかし、悟の勤務先である椿本精工(現ツバキ・ナカシマ)の三六協定が、労基署から開示されたときばかりは、さすがの松丸も目を疑った。
残業可能な時間を「1日15時間」で労使が合意していたからだ。それは、法定の労働時間8時間と休憩1時間を足せば、実質24時間働いても合法になることを意味していた。
三六協定の存在は、国際労働機関(ILO)が採択した労働時間に関する条約約10本のうち、日本が一本も批准していないことと密接に関係している。
ILO前理事、中嶋滋(66)は「一本も批准していない先進国は珍しく、日本も早く批准すべきだという国際的な圧力があることは事実だ」としたうえで、こう指摘する。
「もしも批准をしたら即、実態が条約違反に問われてしまう。批准しないのではなく、できないと言った方が正しい」
東日本大震災から3カ月がたった6月18日、過労死弁護団全国連絡会議が行った無料電話相談「過労死110番」には、全国から震災に関連する過重労働のSOSが10件以上相次いだ。
死者も出ていた。被災地に派遣されたある自治体職員の男性は、多忙な業務に追われ、鬱病を発症した末に自殺した。作業員の健康が問題となっている福島第1原子力発電所の事故も含め、今回の震災は、過労死という新たな犠牲を生む危機に直面している。
過労死問題に詳しい弁護士、松丸正(64)は言う。「復興に向け、極限の状況で働く人々が存在するいまこそ、私たち日本人は過労死と向き合うべきだ」
男性の時間外労働は、自殺直前に月80時間を超え、部品をめぐってリコール問題が起きるなど取引先とのトラブルも頻発していた。
しかし上司は、男性に対して「残業は業務効率が悪いからだ」「自宅に持ち帰ってやれ」などと叱責。孤立無援の状態に置かれた男性はうつ病を発症し、社宅の自室で首つり自殺した。
この上司は男性の自殺後にも、職場で笑いながら「あ、亡くなったわ」「この忙しいのに」と発言したり、同僚が男性の机に花を飾ろうとしたときに「大っぴらにするな」と制したりした。
葬儀の場でも、弔文原稿に目を通しながら冗談めいた口調で「泣かすよなあ」と言ったという。こういった事後対応の悪さについても、判決は「両親は二重に精神的苦痛を被った」として損害賠償の加算要因と認定している。
CMには、当直勤務が月に5~6回、そして睡眠時間は3時間くらいという医師が登場します。
その医師は決して特別な存在ではなく、4人に1人の勤務医が過労死基準を超える時間外労働をしていることがナレーションで語られます。
さらに、産婦人科医の1カ月の勤務時間は平均341時間・・・。医師の労働環境が想像を絶するほど劣悪であることを、CMは訴えています。
東芝の37歳の技術職社員が自殺したのは、長時間労働やストレスで発症したうつ病が原因として、社員の妻が出していた労災申請について、熊谷労働基準監督署(埼玉県熊谷市)は1日までに労災と認定した。
代理人の川人博弁護士によると、東芝側は残業時間の資料を「保存期間を過ぎた」などとして提出しなかったが、妻が出勤や帰宅の時間を日記に詳細に記録。労基署は「うつ病を発症する半年以上前から、恒常的に月に100時間前後の時間外労働をしていた」と認めた。
日本は今でも終身雇用が建前の国である。いつ潰れるかわからないような中小の下請け企業ならともかく、普通の会社では解雇なんて不祥事でも起こさない限りは行われない。もちろん、こういう楽ちんなシステムを維持するためには、それなりの工夫が必要だ。
まず、一定の残業は大前提だ。新規採用の代わりに残業でカバーしておけば、不況時に残業カットで人件費を抑えられる。有給休暇が取れないのも理由は同じだ。
全国転勤なんて制度があるのは日本だけだが、これも終身雇用を維持するためのものだ。つまり、人事部がハローワークの代わりに社内の空きポストを見つけ、再就職の斡旋をしているようなものなのだ。
であるため、どんな大手優良企業であろうと、いや、むしろ(律儀に終身雇用を守ろうとするはずだから)そういった企業ほど、残業も転勤も有給取得制限も確実に存在するし、雰囲気的に文句は言えない。
日本の医療水準は長年世界1位の座を維持してきた。
しかしそのポジションは、看護師をはじめ医師など現場で働く者たちの犠牲によって、何とか維持されてきたという現実がある。
日本看護協会の推計によると、全国で約2万人の看護師が過労死危険レベルとされる月60時間以上の時間外勤務をしており、看護師の23人に1人はこうした勤務状態に。
その結果、全業種の平均勤続年数は約9年にも関わらず、看護師は約7年と短く、毎年およそ10万人もの看護師が過酷な労働環境を理由に離職しているという。
案の定、IT企業のSEにとっては過酷な状況が続いた。新商品だけに約款や規定も一切ない状態でのスタートである。東京海上日動のビジネスサイドの担当者と打ち合わせするものの、ビジネスサイドとしても初の商品であり、手探りで検討を進めるしかなかった。
当初は2002年の2月中旬にサービスインする予定だったため、この年の正月は元日も休めなかった。それどころか、IT企業のSEは開発拠点のビルに泊まり込みで、昼夜なく頑張ってくれた。それでも結局、稼働を4カ月延期して、6月にサービスインした。
このときのIT企業の「SE魂」には、今でも感謝している。過酷な開発状況を賛美しているわけではないが、「やってやろうじゃないか」という魂の叫びを感じた。「技術をもってすればできないことはない」という迫力を、今でも昨日のことのように覚えている。
そして今夏、いよいよ初代システムで管理する契約を2代目に切り替える。
この切り替えに使うシステムが、これまた難解なシステムとなった。旧契約が複雑だからだ。2010年の秋頃には、SEはフラフラの状態であったが、不屈のSE魂で難局を乗り切ってくれた。
ただ、サマータイムを取引先が導入していないケースも多く、勤務時間や休日を取引先に合わせる必要もある。6月からサマータイムを導入した住友金属工業の大阪本社で自動車メーカーを担当する営業部門の男性社員(43)は、自動車業界が一斉休業している木・金曜を休み、土・日曜に出勤している。「サマータイムで早く帰れると思ったが、土・日曜に子供と過ごす時間が減った」と残念そうだ。
今月からサマータイム導入で始業時間が45分早い午前8時となった食品メーカーでは、大阪支社に勤める男性社員(40)が「問屋の都合に合わせ、夕方以降まで働くのは以前と変わらない。睡眠時間が減り、仕事量がかえって増えた」と嘆き、通勤時間が1時間という東京本社の営業担当の男性(35)も「3歳の息子を預ける地元の保育園が開くのは午前7時半なので、交代でしていた送り迎えはほとんど妻に任せっきりになった」と戸惑いを隠せない。
伊藤しずかさん「いつもエッグを持ち歩いています。恋人にも必ずテンガを薦めていますし、使用感や感想もチェックするようにしています。残念ながら今はカレがいないんですが、元カレはレポート用紙4枚にわたる力作をつくってくれました」
彼の仕事はバルブを開け閉めしてパイプ内の圧力をチェックすることだった。
彼はその仕事にやりがいを感じていた。
「自分たちの仕事に安全に日本、東京に電力を届けるという使命を感じ、誇りに思っています。」
給与は月18万円。
彼が再び福島第一原発に戻ると決めた4月からは1日1,000円がプラスされている。
彼はそれを「昼食代」と呼ぶ。
His job was to check the pressure inside pipes, opening and closing the valves. He liked the work, which he felt was important. "I thought we were on a mission to provide safe power for Japan, for Tokyo. I was proud of that."
It paid 180,000 yen (£1,400) a month. Since April, when he agreed to go back inside the Daiichi plant's gates, he has been paid the same amount – plus Y1,000 a day that he calls "lunch money".
次のケースは、同労組の相談事例でも特殊かつ悪質なものだ。
某IT企業のDさんは社長を務めている。だが・・・・、
「実は、私は『名ばかり代表取締役』なんです。やっているのは雑務だけ。実質的な経営者は経営不振の責任回避のため、絶対に表に出ません。その証拠を残さないため、会社のPCでのメール連絡すら厳禁です」
そして、驚くのがDさんをはじめ従業員に科せられている罰金の実態だ。
「アルバイトの遅刻は罰金5千円。欠勤は1万円。正社員なら、遅刻2万円、欠勤5万円です。『仕事をマジメにやっていない』と、給料から天引きされるどころか、給料ゼロにされた人もいます」
企画したのはパチンコ大手の「マルハン」(本社、京都・東京)。約50人の受け入れ枠に対し、エントリー数は1500人を突破。予想を上回る大人気で締め切った。採用担当者は「若者の二極化が際立つ昨今、野心あふれるハングリーな層に響いたのだと思う」と話している。
サバイバル体験は、8月30日と9月6日からのそれぞれ3泊4日。島根県沖の日本海に浮かぶ島で、同社の社員研修に参加する形で実施する。島に持っていけるのは着替えや日焼け止めのみで、食料や携帯電話などの持ち込みはNG。参加者は社員1人と学生4-6人で1つのチームを組み、食料や飲料水確保に知恵と体力を絞る。
インターンシップは、無人島体験前の説明会と終了後の振り返りへの参加がセット。説明会と面接で参加者の選考を行い、人事担当社員と行う振り返りで自らの「生き方」「在り方」を見いだす。説明会は東京、大阪、福岡で行われ、エントリーしている大学生の比率は男女半々。特に福岡の説明会は8割が女子といい、担当者は「九州の女子、恐るべし」と驚いている。
SHOP99の店長だった清水文美さんは首都圏青年ユニオンに加入し、いま裁判をたたかっています。
清水さんは、月100時間以上の残業をしても「店長だから」という理由で残業代が支払われていませんでした。
いわゆる「名ばかり管理職」「名ばかり店長」です。店長のときの清水さんの出勤簿には、朝7:45出社で翌日7:24退社し同日1時間後の8:55に出社し翌朝8:05退社という4日間で80時間超の労働時間で、この月休んだのは1日だけで、1月343.5時間という記録も残っています。
こうした異常な長時間労働のためにうつ病になり、働けなくなってしまった清水さんは、自分だけでなく他の社員らにこんなひどい働かせ方をしている会社の責任を問いたいと裁判でたたかっているのです。
清水さんは、「自分はモノ扱いよりもひどい燃料扱いだったと思います。会社のための熱になりエネルギーにはなりましたが、燃料は使い終われば何も残らない。消耗するだけで私という人間が空洞化してしまいました」と語ります。
◎仕事内容
忙しく働く30代社長のために広い範囲での業務を担っていただきます
・書類整理、電話対応、来客対応、情報リサーチ、接待、同伴
・スケジュール管理、ファイリング、文書作成、住所録作成、庶務業務
・洗濯掃除、食事支度 (経験ないことは一から丁寧に教える)
求める人物像:
・急な残業や休日出勤もときにはありますが「ここまでしかやらない」と線をひかずに、何でも積極的に 取り組める方
・気遣いができて、自ら先回りして物事を進められる方
・スピード感のある方
・経験よりも責任感・継続力などお人柄を重視します。
・誠実、考え方が柔軟、尽す精神がある
◎応募条件:
・容姿に自信が有る独身女性
・会社近くの社宅に入居可能な方
給与 月給18万円~23万円 交通費支給、社宅有り
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-29-5山の手ビル3F
従業員数 6人
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採用担当 ヤン(ヤン)
何千人というウデもアタマもあるはずのジャーナリストが、誰一人として、80歳の老人の気まぐれと長年にわたる狼藉を告発できなかったという事実を前に、ただ頭を垂れるばかりだ。彼らはペンを持っていなかったのだろうか。それとも、彼らのペンは城勤めのサムライの日本刀と同じで、見せかけの工芸品に過ぎなかったということなのか?
社畜というのが日本だけの言葉だと思っていことについて、私は考えを改めなければならない。
社畜は、世界的な現象だ。組織あるところに社畜あり。アメリカ人でも、イギリス人でも、ジャーナリストでもインテリでも、誰であれ権力の前では憐れな子羊になる。ペンは、剣よりは強いのかもしれないが、ネクタイには弱そうだし、ブラジャーにもたぶん無条件負けだ。なんということだろう。
就職人気企業225社のうち60.8%にあたる137社が、国の過労死基準を超える時間外労働を命じることができる労使協定を締結していることが、労働局に対する文書開示請求によって明らかとなった。
1年間で見た場合の時間外労働時間ワースト1は、大日本印刷(1920時間)、2位が任天堂(1600時間)、3位がソニーとニコン(1500時間)だった。
労使一体となって社員を死ぬまで働かせる仕組みが、大半の企業でまかりとおっていることが改めてはっきりした。
◇時間外200時間 任天堂、IHI本社、住友不動産
◇時間外150時間前後 ソニー、NTT各社、日テレなど
◇時間外 80時間以上 ユニクロ、富士通、三井住友海上など
◇時間外 45時間以下 コナミ、P&G、ミキハウスなど
さらなる長時間労働、過労死を招くという反発がありますが、だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんからね。
過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います。
ボクシングの選手と一緒。ベストコンディションでどう戦うかは、全部自分で管理して挑むわけでしょう。自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えない、とヘンな自己規制をしてしまって、周囲に促されないと休みも取れない。
揚げ旬、会社が悪い、上司が悪いと他人のせい。
ハッキリ言って、何でもお上に決めてもらわないとできないという、今までの風土がおかしい。たとえば、祝日もいっさいなくすべきです。
24時間365日を自主的に判断して、まとめて働いたらまとめて休むというように、個別に決めていく社会に変わっていくべきだと思いますよ。
大庄は新卒募集の際、基本給ともいうべき給与の最低支給額19万4500円に、「80時間の時間外労働」を組み込んでいた。
つまり、時間外労働として80時間勤務しないと不足分が控除される仕組みだったが、就職情報サイトには「営業職月給19万6400円(残業代別途支給)」と記載。
また、労使協定で例外として時間外労働を認める三六協定(労働基準法36条)では、6カ月を限度に1カ月100時間の時間外労働を許容していた。
そのため、例外である時間外労働を給与の最低支給額に組み込む、“残業ありき”とも捉えられかねない給与体系だった。
少女(金持ちの令嬢)「ママー、あの社畜飼ってー!ちゃんと世話するから!」
ママ(金持ち夫人)「仕方ないわね…その情報系の社畜ください」
店員「まいど!」
少女「わーい。早速遊ぼー…『突然だが仕様書の変更だ。明日までにやれ』!やったー血ヘドだー!血ヘド吐いたよママー!」