2011年10月24日月曜日

月200時間の勤務時間延長を黙認する労基署



過労自殺 国を提訴/「違法な協定放置」労基署にも責任/東京地裁
プラント工事の現場監督だった男性=当時(24)=が2008年に過重労働が原因で自殺したのは、長時間残業を認める違法な労使協定を放置した労働基準監督署にも責任があるとして、遺族が22日、国と勤務先の建設会社「新興プランテック」(東証1部上場、横浜市)を相手に、計約1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。

(中略)
 事業所と労組は、月150~200時間まで勤務延長を認める協定を締結していましたが、受理した千葉労基署は是正を指導しませんでした

 厚生労働省の基準では延長の上限を月45時間と定めていますが、建設業は例外とされています。

 川人弁護士は「今回のような協定がまかり通っていることに、国として責任を取り、労働行政を改善すべきだ」と話しています。

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