2011年10月6日木曜日

外のカバーだけ毎年更新!就活本に騙されるな


今回のテーマは「就職適性検査」の対策本です。取材を進めていくうちに、多くの適性検査本は、相当な手抜きをしていることが判明しました。

適性検査とは、今の就活の第一関門。筆記試験の一種なのですが、非言語能力問題(計算問題など)、言語能力問題(国語)、性格検査などを合わせたものです。大型書店に行けば、参考書や問題集が棚一面に並んでいますが、正直どれも大差ないような…。そう思っていたら、実は結構な違いがありました。

(中略)
ある著者は何冊も出すばかりでなく、ある問題集については使い回しをブログで表明しています。
「しかしこの『○○問題集』は私が×年前に書いて以来、著者である私は一度も改定していない。だから完全に問題の質や配列などの賞味期限は切れていると思っている。(中略)そんな古い体質の本は早く市場から消えるべき。読者はもっと中身を見る目を持つべきだと思っている」


どうやら、この問題集は販売部数に応じて支払われる「印税契約」ではなく「原稿買取契約」だったため、発行以来改訂していないということらしいのです。そういう本を買ってしまった学生こそいい迷惑です。

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