2011年10月23日日曜日

JR奈良線の運転室、未だに冷暖房ナシで38度の猛暑

 JR奈良線の運転士らが、運転室の冷暖房が不十分で体調に支障をきたすとして、JR西日本に改善を求めている。古い車両が多いためで、JR西日本労働組合(JR西労)は運行の安全に影響が及びかねないと主張している。京都下労働基準監督署はJR西に改善を指導した。

 JR西労京都電車区分会によると、問題としているのは奈良線の普通電車の主力となる「103系」車両の運転室。多くは製造から40年近く経過し、冷房機が後付けの車両がある。

 JR西労が今夏、運転室の気温を測ったところ最高で38度に達し、暑さで体調不良を訴える運転士がいた。冬場も各自で防寒対策をしているという。

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