2011年8月22日月曜日

相次ぐマクドナルド社員の過労死

マックの川崎銀柳街店に勤め過労死、元社員の遺族が賠償求め提訴:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社(2011年3月23日)
 大手ハンバーガーチェーン「日本マクドナルド」(本社・東京都新宿区)の川崎銀柳街店(川崎市川崎区)に社員として勤務し、過労死した中村圭司さん=当時(25)、横浜市港北区=の遺族が同社を相手に約9700万円の賠償を求める民事訴訟を東京地裁に起こしたことが22日、分かった。

 訴状によると、中村さんは2000年11月、出勤直後に倒れ、急性心不全で亡くなった。

 東京地裁は昨年1月、中村さんの労働時間が「月平均80時間を超えていた蓋然(がいぜん)性が高い」と認定。川崎南労働基準監督署が02年10月に出した労災の不支給処分を取り消し、業務に起因する過労死としていた。

 中村さんは同店で調理や金銭管理、アルバイトの教育などを担当。東京地裁は「サービス残業が常態化していた」としていた。

 日本マクドナルドの広報担当者は「訴状を見ていないのでコメントを差し控えたい」としている。

 日本マクドナルドをめぐっては、07年10月、横浜市内にあるマクドナルドの女性店長(41)が勤務中に倒れて死亡。09年10月、神奈川労働局は過労死として、労災認定していた。

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