2011年9月21日水曜日

平均的な中学校教師は「過労死ライン超え」


img:Leah Lohse » Professional Writer

三田市議会議員 中田はつ美のブログ: 9月議会質問を終えて・・
こんな教師の過酷な勤務実態は、文部科学省が2006年に行った全国抽出2160校、約5万人の大規模な勤務実態調査結果にも裏付けられています。

その報告書によれば、調査は7月3日から12月17日の24週間で、勤務日と休日それぞれ教員がどんな勤務をしているか?1日当たりの残業時間、持ち帰り時間などについても詳しく記されています。

しかし、なぜか、超過勤務の1ヶ月合計時間が記されていないので、私は、その調査の11月分のデータをもとに、小・中学校毎に平日、休日の残業時間、持ち帰り時間を合計してみると、小学校教諭は、1人あたり月平均で67時間30分、中学校教諭は84時間30分の超過勤務になりました。

計算しながら、ビックリしたのですが、中学校教師は平均的な人でも過労死ラインに達しているということになります。さらに、勤務内での休憩時間すらまともに取れておらず、その勤務時間内超勤分も加味すると、中学校では、90時間を超える超過勤務実態となっています。

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